baseten

プラットフォーム比較

推論プラットフォームの選び方:baseten vs fireworks

baseten vs fireworksを選ぶ際に出発点となるのは、万人に共通する勝者ではなく、あなたのワークロードです。モデルのデプロイ方法、推論性能の測定方法、リリース後のサービス運用方法を比較しましょう。

クラウドベースのモデル推論を表す抽象的なビジュアル

Baseten

選定したモデルを推論サービスとしてデプロイ・運用する必要がある場合に検討してください。

適している点

  • 特定のモデルやモデル構成を本番環境に導入するチームにとって、有用な評価対象です。
  • デプロイ時の挙動、エンドポイントの運用、自社のトラフィック下でのモデル性能に注目できます。
  • モデルの所有と提供に関する要件がプラットフォーム選びを左右する場合に適しています。

トレードオフ

  • モデル、デプロイ構成、運用要件への対応は、引き続き検証する必要があります。
  • 主なニーズが既存のホスト済みモデルをすぐに利用することであれば、必ずしもより簡単な選択肢とは限りません。

Fireworks AI

アプリケーション向けにホスト済みモデルへのアクセスと推論を評価する場合に検討してください。

適している点

  • 利用可能なホスト型モデルをアプリケーションのプロンプトでテストする際の、有用な出発点になります。
  • チームは初期評価で、モデルの応答、レイテンシー、統合に集中できます。
  • すでに管理しているモデルをデプロイするのではなく、モデルの選定から始めるワークフローに適している場合があります。

トレードオフ

  • モデルが利用可能であるというだけでは、ワークロードが品質やパフォーマンスの目標を満たすとは限りません。
  • 自社で管理するモデルに求める要件に、デプロイやカスタマイズの選択肢が合っているか確認してください。

項目別の比較

これらは評価時に確認すべき点であり、機能差を保証するものではありません。導入を決める前に、各プロバイダーの現在の機能と利用条件を確認してください。

Baseten Fireworks AI
出発点 まず、提供したいモデルと、アプリケーションに必要なデプロイ時の動作を明確にします。 まず、利用可能なモデルのうち、アプリケーションにとって許容できる結果を出すものを特定します。
モデルの選定 選んだモデル、重み、サービング設定が、予定しているデプロイでサポートされているか確認してください。 現在のホスト型モデルのカタログを確認し、テストしたモデルとバージョンが引き続き適切か確かめてください。
API統合 リクエストのスキーマ、レスポンスの解析、認証、エラー処理を、デプロイするエンドポイントに合わせてください。 同じアプリケーション側の処理を、選択したホスト型モデルのエンドポイントに合わせてください。ペイロードをそのまま流用できるとは限りません。
パフォーマンステスト 実際の使用状況を反映したプロンプトのサイズ、出力の長さ、同時実行数、許容可能なテールレイテンシーを用いて、デプロイしたモデルをベンチマークしてください。 同じ入力とトラフィック条件で、選択したモデルをベンチマークしてください。モデルが異なれば、速度も出力品質も変わる可能性があります。
出力品質 サービングの動作をテストする際は、モデルと評価セットを固定し、インフラの変更によって品質の差が見えなくならないようにしてください。 別のホスト型モデルと比較する場合は、その回答を個別に評価し、モデルの違いをプラットフォームの違いと混同しないでください。
運用 デプロイの更新、監視、障害対応、ロールバックの手順が、チームの本番運用プロセスに合っているか確認してください。 利用可能な監視機能、バージョン変更の管理、障害対応、サポートが、本番運用プロセスに適しているか確認してください。
コスト評価 実際のワークロードと、必要なデプロイ構成に適用される現行の条件を基に費用を見積もってください。 使用する特定のモデル、リクエストの構成、現行の条件に基づいて費用を見積もってください。異なるワークロード同士を比較しないでください。
データの確認 データの取り扱い、保持、組織が必要とする管理策について、最新のドキュメントと契約書を確認してください。 選択したサービスとモデルについても同様に確認してください。APIが似ているという理由で、ポリシーも同じだと推測しないでください。

それぞれに適したケース

最初のリクエストが成功した後、チームが何を担う必要があるかを反映したテスト計画を選んでください。

または

選択肢 1

すでにモデル、または明確な提供構成が決まっている場合。

まずBasetenを評価してください。

そのモデルをデプロイできるか、パフォーマンス目標を満たせるか、稼働後のサービスを維持できるかが判断の鍵です。初期設定ができたことだけで適合すると判断せず、本番環境に近い条件で小規模なベンチマークを実施してください。

または

選択肢 2

アプリケーションに使用するモデルをまだ選定している場合。

Fireworks AIを、他のホスト型モデルの選択肢と併せて評価してください。

実際のタスクで候補をテストし、品質、レイテンシー、障害事例を記録してください。見栄えのよいデモが、アプリケーションの実際のトラフィックを反映しているとは限りません。

または

選択肢 3

既存のサービスについて、根拠を示せるプラットフォーム選定が必要な場合。

文書化した共通の受け入れ基準に照らして、両方をテストしてください。

同じ評価セット、トラフィックの想定、運用要件、コストの算定期間を使用してください。基盤となるモデルが異なる場合は、モデル品質の結果と推論サービスの結果を分けて報告してください。

移行手順

現在のアプリケーションから、繰り返し実行できる少数のリクエストを用意することから始めてください。モデルのバージョン、入力、出力、エラー、レイテンシー、ワークロードの想定を記録します。次に、呼び出し元がプロバイダー固有のリクエストフィールドに依存しないよう、アダプターを介して移行先のエンドポイントを実装します。レスポンスの解析と障害時の処理を確認し、品質と推論サービスの性能を分けて比較したうえで、現在のデータ取り扱い条件を確認してください。新しい経路が文書化した受け入れ基準を満たしてから、本番トラフィックを切り替えてください。推論の実行先をまだ検討している場合は、既存のデプロイを変更せずに移行できると決めつけず、利用可能な選択肢を調べてください。

トラフィックを移す前に移行をテストする

  • 代表的なリクエストとトラフィックを使ってベースラインを記録します。
  • 呼び出し元を切り替える前に、API呼び出しを調整し、モデルの動作を確認します。
  • 本番トラフィックを切り替える前に、ロールバックの基準を定めます。
推論の選択肢を調べる

比較に関するよくある質問

Fireworks AIは、チームがモデル推論についてBasetenと比較する候補の1つです。どのサービスが競合になるかは、ホストされたモデルへのアクセス、選択したモデルのデプロイ、より広範なコンピューティング環境のうち、チームが何を必要とするかによって異なります。すべての推論プロバイダーを同じものとして扱うより、同じアプリケーションのワークロードで比較する方が有益です。

一部の推論ワークロードでは代替手段になり得ますが、適合するかどうかはモデルと運用要件によって異なります。ホストされたモデルから選ぶチームと、すでに管理しているモデルをデプロイするチームでは、サービスの評価方法が異なる場合があります。対象のユースケースについて、現在のモデル対応状況とサービスの機能を確認してください。

まず、必要なモデル、代表的な入力、想定トラフィック、出力品質の確認項目、運用上の制約を書き出してください。実行可能な各構成で同じテストセットを実行し、実際の利用状況を反映したワークロードでレイテンシー、エラー、結果を測定します。テスト間でモデルを変更する場合は、純粋なプラットフォーム比較ではなく、モデル比較として明示してください。

単一のベンチマークですべての本番環境の条件を捉えることはできません。一般的なレイテンシーに加え、プロンプトとレスポンスの長さ、同時実行数、エラー処理、更新やロールバックの手順もテストしてください。測定された改善が移行に見合うかを判断する前に、現在の利用条件とデータ取り扱い要件を確認してください。

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